2008年06月22日

カラス&カラヤンのドニゼッティ:ランメルモールのルチア


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1955年、ベルリンでのライヴ録音で、音の状態はあまりよくないが、絶頂期にあったカラスの魅力をあますところなく味わうことのできる記念碑的なディスクだ。

ルチアは、カラスの最も得意としていた役で、彼女はこの前後にもセラフィンの指揮で、1953年にモノーラル、1959年にはステレオでこの作品を録音している。

いずれも白熱した名唱だが、ここではカラヤンの巧みな指揮のもとに、ドラマティックでスケールの大きな演唱を行っているところに強くひきつけられる。

心・技・体とも充実の頂点にあったカラスの絶妙な歌と表現は、まさに息を呑むばかり。

ベルカント・オペラの歌唱解釈の世界を根底から変革したカラスの、鋭い心理描写による圧倒的歌唱がここにある。

カラスはその声のトーンと色合いと強弱だけで、ルチアの喜びも幸せも悲しみも絶望も、ひいては実在性の全容までも、あますところなく歌いつくす。

「狂乱の場」はまさにその精髄といえる。

ディ・ステファノのエドガルドも、申し分のないうまさで、パネライも好演。

またこれらの歌を巧みに統率し、豊麗な音楽をつくり出しているカラヤンの指揮も素晴らしい。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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