2008年07月08日
カラヤンのウェーバー「舞踏への勧誘」、オペラ序曲集
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「魔弾の射手」や「オベロン」などのオペラの序曲を6曲と、「舞踏への勧誘」(ベルリオーズ編)を収めたディスクで、選曲がよい。
カラヤン一流のロマンティックで情感豊かな表現に、完全に魅了されてしまう。
カラヤンのウェーバーのまとまった序曲集としては、これしかないが、いつもながらの、カラヤンの巧みな棒さばきに感心する。
その綿密な設計と巧緻な演出は、この指揮者ならではのものだ。
どの曲も、間のとり方や味つけが絶妙で、オーケストラのうまさも特筆に値する。
聴きものの「魔弾の射手」「オベロン」はむろんのこと、「舞踏への勧誘」も間の取り方のうまい流麗な演奏で、表情も実に美しく、他の曲もカラヤンが自家薬籠中のものとしている曲だけあって、文句なしに素晴らしい。
こうしたロマンティックな雰囲気の作品の演奏にかけては、カラヤンの右に出るものはいない、といってよいほど、設計の巧みな演奏で、旋律の歌わせの流麗さは抜群である。
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