2008年07月09日

ブーレーズのベリオ「シンフォニア」


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ベリオの代表作「シンフォニア」は、引用音楽に指針を与えたという点で歴史的な作品だ。

その歴史的意味は複数の旋律が同時に引用された第3部がすべて引用で構成されているという点で、引用音楽の根本問題を提起した。

第2次世界大戦後の音楽の中で、引用音楽は特別な意味を持っている。

それは常に斬新なもののみを目指していた時代に、過去の音楽の引用のみによって音楽を構成することによって、私達の音楽遺産へ目を向けさせ、ポスト・モダンの様式への道を開いたのである。

この作品は何度か録音されているが、ブーレーズの演奏はそれらの中でも最上級のものだろう。

引用された音楽を最も巧みに処理しているのがブーレーズによるこの演奏で、これまでの録音の中で最もベリオの意図をよく再現したものである。、

引用された音楽を鮮明に描き出し、音楽過程の対比性を的確に表現している。

全体の構成的な面においても迷いがない。

そして何よりシャープである。

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classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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