2008年07月14日

トスカニーニのベルリオーズ


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トスカニーニの緊迫したダイナミックな演奏の見本のようなレコードである。

劇的交響曲「ロメオとジュリエット」冒頭のアレグロ・レガートの、粗野と思われるばかりに力をむき出しにした緊迫したリズムの演奏を聴けば、トスカニーニがこの曲から何を求めてそれをどう表現しようとしているかが推察できる。

つまり、トスカニーニは、これを徹底的に一つの音の劇としたのである。

トスカニーニの指揮はこの曲を標題的には扱っていない。

ロマンティックな幻想をすっかり洗い落とし、純粋な音楽だけを引き出した。

極めて割り切った演奏である。

幾分、早目のテンポで歌われる美しい旋律は、きれいに垢抜けして明快そのものである。

トスカニーニの演奏様式の最もはっきり出た演奏として記念的意味もあるといえる。

トスカニーニのベルリオーズ演奏は全てがユニークで素晴らしいが、劇的物語「ファウストの劫罰」においても他の指揮者では絶対に聴くことのできない演奏を示している。

NBC交響楽団の優れた演奏能力が示された好例である。

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classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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