2008年07月16日

ニコレのモーツァルト:フルート協奏曲


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ニコレのフルートはさすがに深い。決して派手ではないが、音楽的に極上であり、聴いていて頭が下がるほどだ。

正確な技巧で一点一画もおろそかにせず、端正に吹いているところにひかれる。

どの曲も、ドイツ的な隙のない表現で、ランパルのような華やかさとはやや異なり、格調も高い。

第1番の第1楽章など、曲想から考えてまさにニコレにピッタリだ。

第2番でも、俗なものを一切取り払った演奏で、そのことでかえってモーツァルトが生きて語りかけてくる。

ジンマン指揮のオケは活気と流麗さを共に生かしていて、ソロを見事にバックアップしている。

いぶし銀のようなコンセルトヘボウの響きも聴きものである。

ちなみにモーツァルトが生きていた時代、フルートは楽器として未完成なところがあり、音程が不安定だったためか、モーツァルトはフルートという楽器に少しの愛着ももっていなかったそうである。

だが、フルートが性能的に不備だった時代に、この楽器の魅力を存分に発揮させた名曲をつくったモーツァルトは、やはり天才中の天才であったといえよう。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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