2008年07月22日

バウムガルトナーのバッハ「管弦楽組曲」「ブランデンブルグ協奏曲」


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バウムガルトナーの演奏は全体に明るく軽快だが、構成が実にしっかりしており、しかもどの曲にもバッハの音楽に対する真摯な姿勢がはっきりと示されている。

「管弦楽組曲」は音楽の流れを大切にしながら、すっきりと精巧に仕上げ、ルツェルン音楽祭弦楽合奏団固有の明澄な響きが美しい。

ニコレのフルート・ソロともども第2番が素晴らしい。

バウムガルトナーの棒によって生命を得たこの楽器が空中を自由に泳ぎ回り、深山の涼しさを湛えた音色も極めて美しい。

他の曲も、がっしりとした骨格をもちながらよく歌う真実にあふれた豊かな音楽になっている。

第3番も第2番を凌ぐ素晴らしさだ。

第1番もまた、木管がうまい。ブルグのオーボエは特に魅力的だ。

第4番もよく練り上げられている。

「ブランデンブルグ」も指揮者と楽員たちとの息がぴったりと合った、極めて質の高い演奏である。

この「ブランデンブルグ」は数多い録音のうち、最も安心して聴ける模範的名演である。

特に第2番と第4番の2曲では、前者の純正なハーモニーとバランスの美しさ、後者のブロックフレーテの音色の魅力は忘れ難い。

整然としたアンサンブルで、しかも冷淡になっていない第3番、3人のソリストの絡み合いと香りのある音楽性が全曲にたちこめる第5番も見事だ。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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