2008年08月07日

カラヤン&ベルリン・フィルのマーラー:交響曲第9番(新盤)


この記事をお読みになる前に、人気ブログランキングへワンクリックお願いします。



カラヤンが本領を最大限に発揮した超絶的な名演奏。

カラヤンとしては珍しくライヴ録音だが、そのため感興の高揚や流れの一貫性があり、表現のすべてが真実味を帯びている。

歌謡性にとんだこの作品を、カラヤンは流麗に旋律を歌わせながら、自然に音楽を流しており、その磨き抜かれた表現は比類がない。

旧盤に比べ、ややテンポが速くなり、旋律の歌がいっそうなめらかになり、自然な流れと緊張を感じさせる。

この指揮者としてはごく自然な姿勢で作品に対しているが、むろん造形的にも磨き抜かれており、随所に魅惑的な表情が生まれている。

デュナーミクも構えたところがなくなり、音楽のすべてにわたって成熟している。

そこで表情は磨かれながら、いっぽうで、確信にみちた強さをそなえることになった。

ベルリン・フィルのアンサンブルも比較するものがないほど高度な水準に到達しており、繊細をきわめるとともに迫真の表出力を発揮している。

艶やかなベルリン・フィルの音色を見事にとらえた録音も、素晴らしい。

数多くのこの交響曲の名盤の中でも、必聴の1枚といえよう。

ところで、クラシック音楽情報ならこちらがオススメです。
人気ブログランキング



フルトヴェングラーのCDなら、 フルトヴェングラー鑑賞室



classicalmusic at 00:06コメント(0)トラックバック(0)マーラー | カラヤン 

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
メルマガ登録・解除
 

Profile

classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

Categories
Archives
Recent Comments
記事検索
  • ライブドアブログ