2008年08月20日

アバドの「シンデレラ(チェネレントラ)」


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アバド初のオペラ録音であった。

アバドの折り目正しい、端正な音楽作りで、オペラ指揮者としても優れた資質と才能が、ここに早くも結実しているのを聴くことができる。

彼の個性に最適な作品を選んだのも成功の要因のひとつだろう。

このオペラの魅力を広く再認識させたのがアバドによる上演と録音で、その後このオペラの優れた上演・録音が出てきた。

いまでは指揮ならシャイーがいるし、ソプラノにはバルトリがいる。

といっても、原点ともいうべきアバドの軽快な音楽の走らせ方は素晴らしく、またベルガンサのアンジェリーナの機知に富んだ歌だって、まだまだ生きている。

まだ充分若かったアバドは、ロッシーニの音楽をほとんど肉体的に持っていて、何か解釈したり工夫したりするより先に、歌わせ、走らせている。

歌手ではベルカンサの名唱をはじめ、知・情・意の高次元での融合を目指すアルヴァの歌唱が特に印象深い。

ヴェテランのカペッキは味わいのある歌作りながら、声に余裕がないのが惜しまれる。

他のメンバーは、何しろロッシーニ歌いが次々と現れる前なので最高というわけではない。

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classicalmusic at 05:27コメント(0)トラックバック(0)ロッシーニ | アバド 

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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