2008年09月06日

シェリングのバッハ:ヴァイオリン協奏曲集


この記事をお読みになる前に、人気ブログランキングへワンクリックお願いします。



1988年に世を去ったバッハ演奏の権威シェリングの録音で、彼のバッハの音楽に対する深い傾倒と研鑽が集約的に示された演奏。

骨格のたくましい、線の太い演奏で、表現に深みが加わり、バッハの音楽のもつ構成的な美しさと精神的な深さを、あますところなく表出している。

例えば第1番の第1楽章の中間部のアダージョの深々とした感情の表し方に、それが出ている。

第1番はシェリングの音色の美しさが抜群で、愁いの心や訴えが切々と迫り、オーケストラも毅然として熾烈な響きとリズムをもつ。

第2番は流麗によく歌い、情感とニュアンスにあふれており、柔らかく深く厚いハーモニーで独奏を支えるオーケストラも見事だ。

よくまとまった演奏で、両曲ともに第2楽章が傑出している。両曲ともバッハの音楽を存分に味わわせてくれる。

リバールも好演。コレギウム・ムジクム・ヴィンタートゥールの響きも柔らかで美しい。

現代的な解釈による最もオーソドックスな演奏だ。

ところで、クラシック音楽情報ならこちらがオススメです。
人気ブログランキング



フルトヴェングラーのCDなら、 フルトヴェングラー鑑賞室



classicalmusic at 00:00コメント(0)トラックバック(0)バッハ | シェリング 

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
メルマガ登録・解除
 

Profile

classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

Categories
Archives
Recent Comments
記事検索
  • ライブドアブログ