2008年10月05日
シューリヒト&ウィーン・フィルのブラ4ライヴ
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この初々しいロマンの香りが漂う魅惑的なブラームスは、シューリヒトのディスク中、1,2を争う名演である。
閃きに満ちたテンポの変化や部分の強調によって、生き生きとして、しかも表情豊かな音楽が展開する。
小気味よいテンポ。よく弾むリズム。
重厚で壮大なブラームスとは対極をなす軽やかで繊細なブラームスだが、歌って聴かせるところはたっぷりとブラームスの抒情を堪能させてくれる。
きわめてロマンティックなブラームスながら、そのロマンティックな情感の表出が決して野放図にならず、どこまでも明快な様式のなかに包みこまれているのは、ブラームスの音楽の本質を見事に衝いたものだ。
シューリヒトは、ブラームスの晩年の諦観と孤独とロマンをことごとく表現しており、しかも作品のもつ古典的様式からもはずれることがない。
特に第2楽章の端正で豊かな表現は、実に魅力的だ。
加えてウィーン・フィルが入念な表情と深い陰影をもって演奏していて、その美質を最高に発揮し、この演奏を不滅のブラームス演奏としている。
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