2008年11月08日

ポリーニ&アバドのブラームス:ピアノ協奏曲第2番


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ブラームスの「ピアノ協奏曲第2番」はピアニストにも、また指揮者とオーケストラにも、知・情・意・心・技・体のすべての充実を要求する難曲中の難曲である。

こうした要求のすべてを見事にこたえるのはポリーニ/アバド/ベルリン・フィルの演奏だ。

ポリーニの彫琢され尽くした美しい音と明快なフレージング。そして音楽への恐ろしいまでの集中から逆に生じる清冽な歌。

アバドの緻密で均整が取れ、しかも奥行きのある造形と、その中で節度をもって、だが清らかに高まる磨き抜かれた南欧的カンタービレ。

加えてベルリン・フィルの魅惑的な音色。

現代の音楽家たちによる現代の名演のうちでも屈指のものと言うべきである。

第1楽章からポリーニとアバドの激しいぶつかり合いが眼前に浮かぶほどの熱のこもった迫力のある演奏を展開している。

ポリーニのピアノは、超人的な力感のあとにすごいデリカシーが待ち受けており、曲想の対照が実に鮮やか。

アバドの指揮も見事で、スマートさを基本としながらも、濃密であり、ことに第2楽章の静と動の兼ね合い、静かな部分の弦の美しさは出色だ。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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