2008年11月11日
C=デイヴィスのサン=サーンス:歌劇「サムソンとダリラ」
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C=デイヴィスの「サムソンとダリラ」は、コヴェント・ガーデン・ロイヤル・オペラの音楽監督時代から定評があり、このグランド・オペラとオラトリオ的性格とが折衷されたような異色のオペラに最適の指揮者だろう。
C=デイヴィスの指揮は、現代的で、テンポのよい運びで、劇的に表現していて、素敵だ。
C=デイヴィスの指揮は、バイエルン放送響と合唱団を徹底的に磨き上げ、その響きに高度の洗練性を与え、サン=サーンスの音楽の一面である古典的美観と、このオペラのエキゾチックな色彩感、官能性のすべてを過不足なく描き出している。
バルツァのダリラが、妖艶で、ふるいつきたくなるような官能美にあふれていて魅了される。
その豊麗極まりない美声を、ダリラの妖しい官能的魅力の表現に巧みに活用している点が特筆される。
サムソンのカレーラスも、やや整いすぎている感じもしないではないが、その力強く端正な歌唱には好感がもてる。
ドラマティックな表現で、激情の高まりを巧みに歌い出している。
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コメント一覧
1. Posted by sumisumibassman 2008年11月11日 00:36
どうもはじめまして、sumisumibassmanと申します。
この度は僕のブログにTBしていただき、ありがとうございました!
このCD、実は僕も所有しております。ではまたのご訪問と書き込み、
お待ちしております(つまらないブログですが・・・)
この度は僕のブログにTBしていただき、ありがとうございました!
このCD、実は僕も所有しております。ではまたのご訪問と書き込み、
お待ちしております(つまらないブログですが・・・)
2. Posted by 和田 2008年11月11日 05:32
sumisumibassmanさん、コメントありがとうございます。コリン=デイヴィスは再録音しています。そちらもなかなかの名演です。
実は私の親戚にもコントラバス奏者がおります。
実は私の親戚にもコントラバス奏者がおります。