2008年11月19日

カラヤン 普門館ライヴ1979 / ベートーヴェン: 交響曲第9番


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1979年にカラヤンが来日公演した際の記録で、いかにもカラヤンらしい磨き抜かれた音色と精緻なアンサンブルに魅せられる。

この「第9」でカラヤンは自己の美学を完成したといってよい。

最弱音で開始され、壮大に高潮する第1楽章冒頭から、ただならぬ気配があり、強烈な力感が凄まじい気力を反映している。

全体に常に余裕のあるテンポをとり、巨大な風格を示している。

この「第9」は随所にカラヤン一流の豪快さがあるが、よく聴くと全体は意外なほど端正な造形でまとめられ、演奏の精緻なことでは比肩するものがない。

第3楽章の崇高な表現も見事だが、終楽章の盛り上げ方も素晴らしい。

特に終楽章は一分の隙もなく、安定した造形に細部の明晰さを加えた素晴らしい表現である。

そこにカラヤン独自の積極的姿勢が示され、スケールの大きい音楽を作っている。

独唱・合唱が優秀なことも特筆に値する。

管弦楽の克明・精緻なこと、情熱と緊張が次第に高まり、最後に一段と高揚する呼吸も素晴らしい。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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