2008年11月24日

レオンハルトのバッハ:イタリア協奏曲


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古楽演奏界のカリスマといえば、やはりこの人にとどめを刺すであろう。

レオンハルトのバッハには、端麗な風格とともに一種独特の風情がある。

それを彼の"大家らしい弾き癖"と受け取る人もあるかもしれないが、この人の場合、すべてはバッハとその時代の様式を深々と究めた結果が表現に表われるのであって、恣意的かつ大時代的な身振りと混同されてはならない。

いかに表情豊かであれ、19世紀的な"ロマンティックなバッハ"とは明らかに一線を画しているのである。

この演奏の魅力のひとつは、クリスティアン・ツェルが1728年にハンブルグで製作したチェンバロの明るい響きが実に新鮮な驚きをもたらし、このコンチェルト様式の作品にいっそうの輝きをもたらしていることだ。

このチェンバロのイタリア風の響きはイタリア風の作品以外でも力を発揮しており、バッハの作品としては珍しく音たちが明るい陽光のもとで遊びたわむれる様を楽しむことができる。

レオンハルトの第1回の録音に比べて、この再録音はいっそうのゆとりと、自在さが感得される。

さらに2篇の「トッカータ」や「半音階的幻想曲とフーガ」など魅力ある名曲名演が揃っていることも、CDとしての価値をさらに高めている。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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