2008年11月24日

サヴァリッシュのR.シュトラウス:カプリッチョ


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「カプリッチョ」は1941年に完成されたR.シュトラウスの最後のオペラであり、シュトラウス自身「この変ニ長調の最終和音は、劇場に捧げられた私の一生の最良の結末」と述べ、「私の遺書である」と語った。

台本を書いたのは、あの名指揮者クレメンス・クラウスで、「クレメンス・クラウスとリヒャルト・シュトラウスによる音楽についての一幕の対話劇」という副題を持つ。

演奏はサヴァリッシュが若い頃の録音がベスト。シュヴァルツコップ、ヴェヒター、ホッター、F=ディースカウ、ケッダ、ルートヴィヒといった名歌手の饗宴が何よりの聴きもの。

とはいえ、シュヴァルツコップとホッターは当時すでに名歌手と呼ばれるにふさわしい存在だった。

他の人たちは20代後半から30代はじめという若さ。

シュトラウスのオペラのなかでも、最も表現の困難な最後のオペラをこれほどまでに演じ切ることはまったく驚異的だ。

録音当時まだ30代半ばだったサヴァリッシュの指揮には、さすがにまだ熟達のマエストロの風格はないが、シュトラウスの名解釈者の片鱗はすでに随所で見せている。

特に、室内楽的な緻密な書法を見事に表現する手腕などは特筆に値する。

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classicalmusic at 10:21コメント(3)トラックバック(0)R・シュトラウス | サヴァリッシュ 

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コメント一覧

1. Posted by シュトラウスファン   2009年03月10日 20:39
5 非常に適切な評価だと思います.
2. Posted by Kasshini   2016年12月28日 18:52
個人的にはシルマー指揮WPh,キリ・テ・カナワ他が気に入りました。序曲と月光の音楽以降に惹かれます。クラシック音楽の中でも最上位に入る美しさと思います。月光の音楽のホルンソロはR.シュトラウスでも1番のホルンソロに思います。
ルチア・ポップ、ホルスト・シュタイン指揮バンベルクのガラ録音の終幕も素晴らしく全曲で聴けたら歴代でも最高のマドレーヌとも思いました。
3. Posted by 和田   2016年12月29日 14:40
カラヤンが1985年にアンナ・トモワ=シントウと録音したR.シュトラウス歌曲集に入っている「カプリッチョ」からの2曲(月光の音楽、伯爵夫人のモノローグ)が好きです。
トモワ=シントウの声と情感の豊かさは、R.シュトラウス作品に本当にふさわしく、伯爵夫人の心の揺れ動きを、カラヤンと呼吸をひとつにして、役になりきって歌っています。

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classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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