2008年11月30日

パールマン&ロジェストヴェンスキーのプロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲


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2つの協奏曲は作曲された時期も性格もかなり違うが、パールマンはそれぞれの特徴を生かしながら安定した演奏を展開する。

彼のテンペラメントからすれば当然かもしれないが、彼の成長を示すものといえよう。

美しい音色を存分に生かしながら、あざやかな技巧で弾きあげた演奏である。

パールマンというと、どちらかといえば、甘美でロマンティックな作品を得意としているように思われがちだが、「第1番」のような鋭角的な力強さにあふれた曲もうまい。

きわめて急進的な作風で書かれたこの曲を、現代的な感覚で、はつらつと弾きあげているところにひかれる。

ことに第1楽章の激しく劇的な曲想のもりあげかたは巧妙だ。

だたしプロコフィエフの音楽ならではの諷刺的な味つけはもうひとつだ。

保守的な作風で書かれた「第2番」は、作品の旋律的な美しさを豊かに表出している。

民族的な色合いをフレッシュで素直に表現しているところもよい。

ロジェストヴェンスキーの指揮も成功の原因の1つで、リズム処理に抜群のうまさを発揮していてひきつける。

ソロを支えるリズム型1つにも深々とした表情を与えるが、現代の"業師"の組み合わせならではの魅力だ。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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