2008年12月05日

プレヴィンのチャイコフスキー:3大バレエ


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プレヴィンは元来ロシア音楽を得意としているだけあって、こうした作品を指揮すると卓越した手腕を発揮する。

この「白鳥の湖」の演奏もそうで、全体にややテンポを遅めにとり、チャイコフスキー独特の抒情的な旋律をたっぷりと歌わせながら、どの曲も表情豊かにまとめている。

ことに劇的に描きあげた終幕は秀逸だ。

「白鳥の湖」のコンサート・スタイルによるすぐれた演奏といえよう。

「眠りの森の美女」も実に素晴らしい演奏だ。

プレヴィンが自家薬籠中のものとしているチャイコフスキーのバレエ音楽だけに、巧みな棒さばきで各場面を的確に描き分けながら、作品の幻想的な持ち味をあますところなく表出している。

特に第3幕は見事な出来映えで、生き生きとした表情のポロネーズから、変化に富んだ踊りと続き、絢爛豪華な「アポテオーズ」で終わるまで、息をもつかせぬ優れた演出力には感激のほかはない。

「くるみ割り人形」でもプレヴィンは1曲1曲を丹念に練り上げながら、この作品のもつメルヘンの世界をものの見事に表出しており、いかにもこの人らしい語り口のうまい演奏だ。

第1幕第2場の「情景(冬の松林で)」や「雪のワルツ」、第2幕最後の「終幕のワルツとアポテオーズ」などの、ロマンティックな雰囲気にあふれた卓抜な表現は、プレヴィンならではのもの。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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