2008年12月05日

プレヴィンのラフマニノフ:交響曲第2番(新盤)


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かつては「ジャムと蜂蜜でべたべたの交響曲」と非難された作品だが、今では、ラフマニノフならではの慰めにあふれた音の世界が世の音楽ファンすべてを虜にしている名曲中の名曲。

聴きすすむほどに、深みへ深みへと誘い込まれる、そんな媚薬にも似た雰囲気をもつ作品で、こんなに甘美に書き上げられた交響曲というのも珍しいだろう。

名演も数多いが、やはり筆頭は、この交響曲の普及に尽力してきたプレヴィン盤に尽きるといえよう。

実に3度目の録音だ。第一人者の貫録で聴かせる名演である。

56歳のベテランとなってからのこの演奏は、愛情の深度が深く、しかも穏やかさと誠実さも併せ持っている。

手に入った演奏で、ラフマニノフに対するほとんど体質的ともいえる共感が表れており、音の艶やかさもプレヴィンの特色だ。

第1楽章や第3楽章はよく歌い、フレーズが息長くとられている。

第2楽章は響きが瑞々しく、モデラート部には独自のしなやかな美しさがあり、第3楽章も曲の抒情感は甘美なほど表現され、第4楽章では作品の劇性を端的に表している。

現代人の苦悩が的確に捉えられた演奏である。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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