2008年12月20日
スウィトナーのモーツァルト:オペラ序曲集
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オペラの楽しさはまず序曲から。
モーツァルトの有名なオペラの序曲がまた、音楽的に実にすぐれており、モーツァルトのオペラ入門曲としては、うってつけの音楽となっている。
このディスクはモーツァルトの有名な序曲を9曲集めたもので、選曲のよさに加えて演奏の質もきわめて高い。
スウィトナーは、これら9曲を完全に手中に収め、それぞれ趣を異にする曲の性格を鮮やかに浮き彫りにしている。
「フィガロの結婚」は心が浮き立つように音楽が息づいているし、「劇場支配人」は、その闊達な表現に魅了される。
「ドン・ジョヴァンニ」もこの曲のもつ暗い雰囲気を余すところなく表出していて見事だ。
ベルリン国立歌劇場管弦楽団の独特の響きもあって、明るく華やか!じゃないところが好ましいモーツァルト。
古き良きモーツァルトと、別に本当に古くはないのだけれど、感じてしまう。
このオーケストラの響きの、いわば長所が出ている。
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