2008年12月24日

ブレンデル/J.S.バッハ名演集


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ピアノでバッハをいかに弾くか、についてのブレンデルの考えがはっきり理解できる演奏。

それぞれの作品の構造に対する優れて知的な解釈が、実像として具体化されている。

構築的なスケールの大きさと若々しさが魅力。

「半音階的幻想曲とフーガ」、「イタリア協奏曲」ともに輝かしい音色で、リズミカルに演奏したもので、その生気にあふれた躍動感は、こころよい。

ニコラーエワ同様あたたかみのある表現だが、さらに若々しくフレッシュである。

歯切れよく美しい「イタリア協奏曲」。リズム処理がうまく、こまやかな表情づけの光った「半音階的幻想曲とフーガ」。

こうしたスタイルの演奏は、若い世代のバッハ・ファンには好まれよう。

2曲のコラール前奏曲は、かつてのケンプのように暖か味に溢れた演奏だ。

しかもブレンデルがケンプより優れた点は、BWV.971の第3楽章、BWV.922や、BWV.903での、端正で歯切れのよいリズムと豊かでのびのびとした想像力が必要とされるところで、実に鮮やかに鋭敏な感受性と多彩な表現力を発揮するところにある。

躍動するバッハがここに実在するといってよい。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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