2008年12月29日
ハーラ&スメタナSQのシューベルト「ます」
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ピアニストのハーラは、1928年、南ボヘミアのピセクに生まれた。
プラハ音楽アカデミーを卒業してからただちにソリストとして活躍、1952年からスーク・トリオのメンバーとなり、室内楽の分野でも積極的な活動をおこなった。
これは、ピアノと弦楽器との均衡が、きわめてうまくとれた演奏で、ピアノのハーラが巧みにリードしながら要所をぴたりと押さえている。
アンサンブルは、高度に練りあげられ、5人のリズム感は実にしっかりとしている。
5人全員のアンサンブルが実に高度に練りあげられ、リズム感はぴったりと揃い、躍動感にあふれ、美しさをみなぎらせている。
全体的にピアノのハーラが音楽の流れの根幹をつくっていて、うまくリードし、要所要所を引き締めて、室内楽的バランスをとっている。
全体の流れは瑞々しく、生き生きとした光り輝く大きな川の流れを思わせる。
緊迫感と抒情を配慮し、きわめて聴きがいのある演奏になっている。
この楽団にとって3回目の録音。
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