2009年01月19日

サヴァリッシュのドヴォルザーク:スターバト・マーテル/レクイエム


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サヴァリッシュの音楽は、どちらかといえば"理"が勝って、情的部分の稀薄が時には気になるが、ここではサヴァリッシュの円熟といおうか、情感の広がりがスラヴ的聖母哀傷の世界を見事に描き出している(スターバト・マーテル)。

これはおそらくチェコ・フィルの音質がものをいっているせいもあろう。

歌手ではベニャチコヴァーが素晴らしく、ドヴォルスキーもオペラの世界を遠く離れた真摯な歌いぶりだ。

「レクイエム」でのサヴァリッシュは、この作品の中に漂うスラヴ的悲傷の世界を見事にすくい取っている。

オケと合唱と指揮とが一体化してドヴォルザークの悲しみを共にしている。

ソプラノのベニャチコヴァーの真摯な歌いぶりも感動的である。

テノールのモーザーは無理のない歌いぶり、バスのローテンリングも清潔な歌唱を聴かせる。

骨組といい、情感といい、これはサヴァリッシュの円熟ぶりをうかがわせる名演である。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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