2009年01月23日

ヴァルヒャのバッハ:オルガン作品集


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ヴァルヒャは、生涯に2回、バッハの「オルガン作品全集」を録音しているが、その2度目の録音から選曲されたものである。

盲人特有の鋭敏で繊細な感覚をもった、精巧な彫刻を見るかのような演奏で、作品全体を支配する崇高で宗教的な雰囲気を大切にしている。

バッハの作品の演奏に生涯をかけたヴァルヒャの演奏は、演奏様式において流れの速い今日でもなお重みを持つ。

ヴァルヒャは伝統的な風土の中でこの作曲家の作品に、精神的にきわめて肉迫し、バッハの音楽をいわば内面から響かそうとする。

この演奏はその表現のスケールの大きさとともに、今日でも忘れられるべきではない大切な位置を占めている。

ヴァルヒャは伝統の忠実な継承者であり、演奏はそこから出ることはないが、誠実で真摯な姿勢は立派で聴き手の共感を誘う。

自身の音楽的資質に根ざし、全身全霊を傾けてバッハに迫っていくヴァルヒャの姿を、このディスクは伝えてくれる。

「トッカータとフーガ ニ短調」や「幻想曲とフーガ」などを収めた選曲も良く、楽しめるアルバムになっている。

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classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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