2009年01月28日
バッハの声楽曲入門
この記事をお読みになる前に、人気ブログランキングへワンクリックお願いします。
第140番「目覚めよと呼ぶ声あり」は、バッハのカンタータの中でもポピュラー・ナンバーのひとつであり、典型的なコラール・カンタータで、喜ばしい気分にあふれた曲である。
第4曲のコラール「シオンは物見らが歌うのを聴く」は、単独のオルガン・コラールともなっている。
マティス、シュライアー、フィッシャー=ディースカウという最高の独唱者を迎えてのリヒターの「目覚めよと呼ぶ声あり」は名演中の名演としてことに有名。
これに「マニフィカト」を加えたのだから、これはバッハの声楽曲入門の1枚として安心しておすすめできる。
リヒターの演奏は、彼のバッハに対する畏敬の念と思慕の深さを感ぜずにはいられない。
表現にも崩れはなくさすがだ。
ドイツ国内における現代楽器のバッハ演奏の中で、リヒターを超える演奏はついに現れなかったといってよい。
リリングはリヒターと対照的な立場にたったバッハ解釈者であり、リヒターにないイタリア風流麗さをもたらしたが、リヒターの峻厳そのもののバッハを冒すことはなかった。
ところで、クラシック音楽情報ならこちらがオススメです。
人気ブログランキング
フルトヴェングラーのCDなら、 フルトヴェングラー鑑賞室。
トラックバックURL
コメント一覧
1. Posted by kanonhajime 2009年01月29日 00:59
初めてお邪魔させていただきます、カノンはじめです。
トラックバックどうもありがとうございました。
なんと、いろいろと興味を引くものが紹介されていますね。上のCDも、欲しくなってしまいました。
これからも、時々うかがいたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたしますm(__)m。
トラックバックどうもありがとうございました。
なんと、いろいろと興味を引くものが紹介されていますね。上のCDも、欲しくなってしまいました。
これからも、時々うかがいたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたしますm(__)m。
2. Posted by 和田 2009年01月29日 03:39
カノンはじめさん、コメントありがとうございます。
これからもどんどん名盤を紹介していきますので、今後ともよろしくお願いします。
これからもどんどん名盤を紹介していきますので、今後ともよろしくお願いします。