2009年02月01日

リヒテルのラフマニノフ/チャイコフスキー:ピアノ協奏曲


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リヒテルの十八番、ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番はグラモフォン盤が名盤として有名だが、メロディア盤の方がリヒテルのラフマニノフに対する共感がいっそう直截にあらわされており、指揮、オケも断然素晴らしい。

リヒテルは、ゆったりとしたテンポで、感傷性を排しながら弾いている。

1つ1つの音の持つ意味をこれほど明らかにした演奏もあるまい。

ラフマニノフの不健康な情緒を、リヒテルほど心をこめて表出したピアニストはいない。

この曲にもっともぴったりした表現で、情感豊かな出来映えである。

特に第2楽章は聴いていて心がうずくようだ。

ザンデルリンクの指揮も、遅いテンポから濃厚な味わいを見せ、盛り上がりの威力はすごい。

それに、レニングラード・フィルの演奏が素晴らしく、第2楽章で、ピアノの伴奏にのってフルートが旋律を吹き、クラリネットに変わるあたりなど、このオケの魅力を余すところなく伝えている。

チャイコフスキーは指揮者のせいか、リヒテルにしてはテンポが速いが、その中で力強さと情感を同時に生かしていく。

ムラヴィンスキーの細かいニュアンスと音楽性はさすがに見事だ。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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