2009年02月05日

アシュケナージのベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集(新盤)


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アシュケナージとしては、前2つの録音よりも、最も納得の行く会心の出来に違いない。

3度目の全集にしてようやくアシュケナージが到達した、ロマンティックな幻想や夢を捨て去った現実的なピアノである。

卓越した技術の追求による感覚の喜びがここにある。

オーケストラ・パートがあまりにも無機的に響くのが気になるところだが、これこそアシュケナージが意図したことなのだろう。

自分でソロをとりながら、自分で指揮もとることで、心技一体を極めた円熟の名演を実現させている。

つまり彼の全責任によって、このような総合的な緊密感を持った、ベートーヴェンが実現したともいえる。

自ら指揮もかって出たアシュケナージの演奏は、テクニック、味わい、音色の美しさなど、あらゆる点で充実をきわめており、まさに代表的名演とよぶに相応しい。

積極的な表現意欲とみずみずしい生命力、そして類例のない壮麗な響きにあふれた演奏であり、そのスケール、輝きに心奪われる。

幾度にもわたる試行錯誤の結果、到達した結論的な名演といっていいだろう。

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classicalmusic at 08:03コメント(4)トラックバック(0)ベートーヴェン | アシュケナージ 

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コメント一覧

1. Posted by タナケイ   2009年02月05日 09:20
5 お久しぶり
友人の紹介でこちらにアクセスしました

僕は大学時代、和田くんにクラシックの奥深さを教えてもらった者の一人なんだけど覚えているかな

先日大学時代の友人、主に1年次に同じ哲学演習だった同士と飲む機会があったので、和田君の話題もあり、懐かしくもありと、ここにコメントさせていただきました

もし良かったら一度記載のアドレスにでもメールください

また、このコメントが不適切ならば削除してください
ではでは〜
2. Posted by 和田   2009年02月05日 09:29
いやー、懐かしいなー。わざわざ私のブログに訪れてコメントしてくれてありがとう。

タナケイだよね。おそらく記憶は間違っていないと思う。

それにしても誰が私のブログを紹介したの?
3. Posted by タナケイ   2009年02月05日 09:49
5 東京芸大で博士号取得したAくんに聞いたよ〜
詳細はメールにて

お元気そうで何よりです
4. Posted by 和田   2009年02月05日 10:00
Aくんね。これまた懐かしい。出世したんだなー。一番生真面目だったからなー。

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Profile

classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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