2009年02月11日

アンセルメのドビュッシー名演集


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ラヴェルとともに、ドビュッシーの音楽もまたアンセルメは得意中の得意とした。

アンセルメとスイス・ロマンド管の最盛期の演奏だけあって、文句なしに素晴らしい。

選曲が魅力的で、演奏もいまだに価値を失わない。

アンセルメは若いころ、ドビュッシーと親交があり、その演奏は作曲者直伝ともいえるものである。

特に「牧神の午後への前奏曲」は極めつけの演奏ともいうべきもので、その抜群の雰囲気の作り方には改めて賛辞を呈するまでもない。

幻想的なマラルメの詩の世界を、情感豊かに表出した演奏で、官能的な気分と磨き抜かれた美しさが、ドビュッシーの描いた幻想的な音の世界を理想的に再現している。

「海」はこの音楽の持つ色彩感をみごとにあらわし、あの独特な音色で精妙に描いており、「海上の夜明けから昼まで」の冒頭の、模糊とした気分の描き方や、「波のたわむれ」の木管楽器の扱いかたのうまさは比類がない。

こういう軽やかで輝かしい音色はドイツ系のオーケストラには出せないものだ。

「夜想曲」も「祭り」が絶品で、「雲」「シレーヌ」は少々粘った表現である。

どれもアンセルメならではの秀逸な演奏で、ドビュッシーの音楽の楽しさと美しさを存分に堪能させてくれる。

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classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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