2009年02月17日

アシュケナージのショパン:夜想曲


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全21曲を収めたディスクである。

潤いのある音色で、各曲をロマンティックに弾きあげており、これらの曲の夢見るような曲想を、豊かに歌わせながら、見事に表現している。

アシュケナージの潤いのる美音は、夜想曲のようにゆったりとファンタスティックに歌われる楽曲では特に効果的だ。

しかも彼の歌は決して主情的になりすぎず、妙な癖もなく、淡々とショパンを表出して聴き手をやすらぎの世界へと誘ってくれる。

柔らかい響きと流暢な音楽の流れが、この曲集の魅力をいっそう引き立てる。

アシュケナージのショパンには定評があるが、とりわけこれらの「夜想曲」では音色のビロードのような手触りが魅力だ。

だから同じ「夜想曲」がならんでいても、決して飽きることがない。

崇高な気分を表出した「第5番」、精緻な表現の「第8番」、暗い感傷的な性格を巧妙に表現した「第15番」がよい。

アシュケナージは、ショパンの"楽器"からの表現のニュアンスのくみ取り方と、具体的に響きとして実現するテクニックの両方に、充実しきっている。

深い喜びを味わうことができるアルバムだ。

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コメント一覧

1. Posted by 竹浪 明   2009年02月17日 11:19
いつもTBお送りくださり、ありがとうございます。

アシュケナージは指揮者でもあり、自らの演奏においても
音のコントロールが見事ですね。
2. Posted by 和田   2009年02月17日 15:39
竹浪 明さん、コメントありがとうございます。
アシュケナージのショパンの中でも、ことにこのノクターンは理想的な出来映えです。第1番出だしの柔らかでソフトな音色、深い呼吸からしてひきつけられます。
またのコメントお待ちしております。

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