2009年02月17日

アシュケナージのショパン:ポロネーズ


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「第1番」から「第16番」までを2枚に分けて収めたディスクである。

どの曲も絶品である。

アシュケナージの美しい音の数々が織りなす響きのテクチュアは、ごく細部から大きなフレージングにいたるまで、幾重にも階層を成す見事なアーティキュレーションによって、起伏に富んだ表現を生み出している。

柔軟だが一瞬も気を抜かない緊密さに満ちた演奏は、まさにアシュケナージならではのものといえよう。

艶のある美しい音色が魅力の演奏で、各曲を勇壮に弾きながらも、こまやかなニュアンスを大切にしており、暗いロマン的な短調の曲がことにうまい。

アシュケナージは、たとえば「英雄」では勇壮に弾いて、それはそれで聴き手を満足させてくれる。

しかしむしろ暗い情熱を発散させている第4番や第5番の方が、深さを感じさせて魅力的だ。

「幻想」での流麗な、時には飛翔するかのようなファンタスティックな表現も極めて印象的で、アシュケナージの円熟がうかがえる。

録音もたいへんよく、ソフトなピアノの音色を忠実にとらえている。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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