2009年02月25日

デル・モナコ、ボルク、テバルディの「トゥーランドット」


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エレーデ盤はいまなおスリリングでエキサイティングな名演である。私はいまだに、1955年に録音された古いディスクで聴ける演奏に思いを残している。

というのは、聴き方が保守的になりすぎているためではないか、と反省しなくもない。

しかし、テバルディやデル・モナコといったオペラの黄金時代を支えた歌い手たちによる熱気にみちた歌唱に耳をすましていると、これがプッチーニのグランド・オペラ《トゥーランドット》と思えてくる。

音楽といい、歌手の声質、キャラクターといい、このオペラ程いわゆる"まとまりにくいオペラ"は他にはないのではなかろうか。

こうしたタイプのオペラを制作するには、なによりもバランスを第一に考えなければならないが、そういった意味において、パヴァロッティ、ドミンゴ、カレーラスという3大テノールが主演するそれぞれの盤は、残念ながら非常に惜しい録音と言わざるをえない。

とすればここはやはりデル・モナコ、ボルク、テバルディを配したエレーデ盤が永遠の名盤の栄誉を担うところになろう。

デル・モナコのカラフの鋼のごとき強靭な声の威力に満ちた歌唱は、氷の姫の心を打ち砕く意思の強さがあり、テバルディのリューも深い感情の綾と愛に命を賭ける強さを圧倒的なスケールで歌いあげており、その高貴なまでの情熱に心打たれる。

ボルクのトゥーランドットも高水準の歌唱で、ザッカリアやコレナの絶妙な歌唱も素晴らしい。

オペラの勘所を押さえたエレーデの指揮も見事。

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classicalmusic at 06:28コメント(0)トラックバック(0)プッチーニ  

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classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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