2009年03月08日

オイストラフのハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲


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オイストラフが初演し、献呈を受けた作品。

圧倒的なリズムとビートの饗宴を聴かせる20世紀最高のヴァイオリン協奏曲の圧倒的名演。

のっけからリズム全開の第1楽章や濃厚に民族的な旋律を歌う第2楽章も凄いが、なんと言っても生命力が爆発したまま疾走するフィナーレが圧巻。

鋼鉄製の巨大楽器でも弾いているのかと思わせるオイストラフの豪快で力強いソロと微塵の迷いもなくアルメニアの大地を疾駆する作曲者自身の指揮には脱帽するしかない。

ハチャトゥリアン自身の指揮による曲は、極めて鮮明な指揮ぶりで、オイストラフは遅いテンポでじっくりと弾き込んでいる。

そこには大柄で厚い情緒があり、特に第2楽章の切々たる哀しみが胸を打つ。

しかし、こういう曲のこういう演奏を聴くと、現代の演奏は端正にはなったが生命力が失せてきたことを実感する。

もはや、この曲のような異様なまでに野性的で強靭な音楽は、今後二度と生まれず演奏も出来ないのかも知れない。

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classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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