2009年03月26日

バルビローリのニールセン:交響曲第4番「不滅」


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機能性、整合性、詩的情感、迫力、ふんだんに見せ場のある交響曲ゆえ、どのCDも高い技術力に支えられた演奏で魅力的だったが、私は特に心に響くものを選んだ。

バルビローリがニールセンを録音したのは第4番だけだったが、さすが北欧を愛したサー・ジョンの演奏には血がかよっており、"うた"があり、捨て難い。

北欧音楽を得意としたバルビローリは手兵のハレ管を率いてデンマークに演奏旅行を行なった際にも「不滅」を演奏し、ニールセンを国民的大作曲家と仰ぐデンマーク楽界から絶賛を浴びた。

バルビローリ/ハレ管は自然の生命同様、人間の生命に具わる不抜の力、不屈の精神を表現したこの交響曲にふさわしく、他には見られない暖かな音でおおらかに伸びやかに歌い、しかも力強く烈しく燃える生命の躍動感に満ちている。

ニールセンは神秘的でなく人間的である。

音楽の不滅と人間性の不滅を熱っぽく歌いあげるニールセンの魂が翼を得て飛翔するかと思われるような入魂の演奏だ。

バルビローリ自身がシベリウスの第3番を「過渡期の交響曲」と呼んでいたが、彼が実践したボーイングのメソッドの修正が効果的におこなわれ、新しいサウンドが生み出されている。

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classicalmusic at 05:41コメント(0)バルビローリ | ニールセン 

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classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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