2009年03月27日

クーベリック&チェコ・フィルの「プラハ」「新世界より」ライヴ


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クーベリックが再度チェコ・フィルの指揮台に立った際の貴重なライヴ録音。

社会主義化に反発して旧西側に亡命したラファエル・クーベリックが、そこでの新たなキャリアに最も大きな足跡を残したもののひとつが、1961年から79年までのバイエルン放送交響楽団の首席指揮者としての活動であったことは間違いない。

その間にかなりの数のレコーディングも行なっており、そのレパートリーはドイツ=オーストリア音楽やチェコの作品においても、特に高い評価を得ていたが、ドヴォルザークの交響曲全集は、1966年から73年にかけてベルリン・フィルを指揮して収録された。

それは、生涯にわたってチェコの音楽家であることを自覚していたと思われる彼の美点が最高に生かされたものであるが、1991年10月11日に、この作曲家の生誕150周年記念演奏会でチェコ・フィルを指揮したこのライヴでは、その上に多様な感慨が加わり、オーケストラの感動と喜悦もまじわって、稀に見る円熟の境地に聴く者をひきつけている。

クーベリックの指揮は気力と熱気にあふれ、「プラハ」冒頭のアダージョからきわめて壮大で彫りの深い表現だ。

それにしてもクーベリックは何と若々しく、音楽する喜びを表しているのだろう。

「新世界より」も鋭いティンパニの打ち込みを始め、精彩に満ちた力強い表現で、若々しい気迫に満ちた音楽を聴かせる。

さすがチェコ出身の巨匠が、解放された祖国で全力を傾けた演奏である。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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