2009年04月01日

フランソワ/ショパン・ピアノ名作のすべて


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フランソワは46年という短い生涯のなかで(1924-70)、ショパンを愛し、お酒を愛した名ピアニストで、演奏も生活も奔放とも言える天才肌だった。

特別な人を選んで溢れんばかりの才能を与えるのも神なら、その当人を46歳で早世させるのも神なのだ。

6歳ですでにヨーロッパ各地で演奏会を催し、パリ音楽院を一等賞を得て卒業し、ロン=ティボー国際コンクールの第1回で大賞を受賞という経歴から想像する「筋のよさ」や「よく構成された」種類の演奏と、実際の彼の演奏は大分異なる。

私がフランソワに魅せられるのは、彼のピアノがもたらす確信に満ちた風情である。

「ショパンの音楽はこんなに強く激しく自分を主張していたのか!」と耳が驚く。

フランソワの確信は彼が「作曲家としてもモダンで詩的な作風で知られる卓越した一人である」ことから来ているのだ。

それだけに同じショパンを弾いても、いわば無碍の自在さがあり、知りぬいた曲を、常に新しい感動を以て接する気配があった。

つまり即興の持つ気力の充実が、彼の演奏に新鮮さをもたらしていたわけだ。

どの演奏を聴いてもフランソワらしからぬものはないといってよく、ショパンを愛したユニークなピアニストの音楽を堪能することができる。

とにかくショパンの作品の隅々から、思いもかけないたっぷりと充実した表現を引き出してくる業は、実にスポンテイニアスだ。

努力や学習によって身に付くものでないだけに、今日ますます貴重なものに思えてならない。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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