2009年04月17日

シェリング&ハイティンクのベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲/2つのロマンス


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ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲で、最も抵抗なく音楽の立派さ、美しさに浸れる名演だ。

この曲の録音中、最も癖のない演奏だろう。

音色にも表現にも過不足がなく、それでいて物足りないかといえば、そうではない。他の誰よりも音楽の魅力を堪能させてくれるのだ。

部分的にはもう少し奔放な表情などもほしい気もするが、それはあくまで趣味の問題である。

万人向きで、これだけハイクラスの名演も珍しい。

とにかくシェリングはヴァイオリニストの存在をまったく忘れさせて、われわれを曲自体に結び付けてくれる。

シェリングの3度目の録音で、純粋という言葉がぴったりの、崇高なまでの美しさにあふれた演奏である。

ロイヤル・コンセルトヘボウならではの、ふくよかであたたみのある響きとともに、彫琢された音楽をつくりあげていて立派だ。

ことにがっしりとした風格をもった第1楽章は立派である。

2つのロマンスはハイフェッツのコクのある表現とグリュミオーの美しい音色をあわせもったもので、両曲とも、繊細な感覚で丹念に表現しているところがよい。

たかだか10分にもみたない曲を、これほど気高く演奏できるヴァイオリニストというのも、珍しい。

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classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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