2009年04月18日

アバドのシューベルト:劇音楽《キプロス女王ロザムンデ》


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交響曲全集に続くアバド&ヨーロッパ室内管のシューベルト。序曲(「魔法の竪琴」の序曲)はその全集に含まれていた1987年の録音である。

アバドはこの「ロザムンデ」でクリティカルな姿勢を示し、その音楽配列についても独自のものをみせている。

アバドは曲順を入れ替えて、序曲に続いて、第1,4,2,6,7,5,3b,3a,8,9曲の順に演奏している。

また独唱に、近年一段と評価を高めているオッターを迎えていることも、演奏を一段と生彩あるものとしている。

オケはきわめて着実で均衡のとれた演奏を聴かせているが、華麗さや艶やかさよりも、むしろ素朴さを思わせ、それをアバド一流のリリシズムによって、古典的なロマン性とでもいえる表現に生かしている。

アバドのしなやかな感性を伝える1枚で、淡いロマン性に彩られた演奏はこのうえなく美しい。

ヨーロッパ室内管の瑞々しい音色、オッターの楚々とした歌いぶりも作品に似つかわしい。

また、例によって版に対するこだわりを見せているのもアバドらしいところ。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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