2009年04月29日

ショルティ&シカゴ響の「展覧会の絵」「春の祭典」


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ショルティ指揮シカゴ響が、オーケストラの名人芸をフルに発揮した名演を聴かせる。

いずれもショルティの綿密な設計力とシカゴ響の優秀さが光る、完成度の高い演奏である。

特に管楽器のソロのうまさは唖然とするほどで、さすが世界のトップ・オーケストラならではの実力である。

ダイナミック・レンジも極めて広く、録音もゴージャスそのもので、ことに金管楽器が鮮明。その迫力と精密さは言語に絶する。

特に「展覧会の絵」はこの作品の核心を鋭くついた極めて質の高い表現で、ショルティは一切の粉飾を排し、ひとつひとつの音を大切にしながら各曲の曲想を的確に表出している。

ムソルグスキーの音楽特性よりも、むしろラヴェルの色彩的なオーケストレーションに重点をおいた演奏で、各曲の性格を、極めて明快に描き分けながら、華麗な音色でダイナミックに表現している。

何といっても抜群のソロの巧さと輝かしいサウンドが、最大のセールス・ポイントになっており、この曲の素晴らしさをストレートに伝えている。

ことに「キエフの大門」の壮麗かつダイナミックな表現には圧倒される。

「春の祭典」は、大変ドラマティックな迫力にあふれた演奏で、ショルティの精悍な風貌にふさわしく、その表現はきびしく力強い。

特に第1部の「大地の踊り」や、第2部の「いけにえの讃美」から終曲「いけにえの踊り」にかけての、たたみ込んでゆく盛り上げ方のうまさは実に見事なものだ。

表現のダイナミック・レンジの広さも驚異的で、デリケートな弱音から、怒涛のようなクライマックスまで、まったく破綻のない安定ぶりは、他の追随を許さないものがある。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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