2009年04月30日

マタチッチのレハール:メリー・ウィドウ


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シュヴァルツコップのハンナが素敵である。彼女の歌うハンナは、優雅でしかも官能美にあふれており、その上品な色香がたまらない魅力となっている。

モーツァルトやR.シュトラウスのオペラを得意としているシュヴァルツコップが、こうしたオペレッタにも全力を傾けて取り組んでいるのは、実に立派である。

これは、1962年、彼女が47歳のときに録音されたものだが、表情がみずみずしく、声にも艶があり、彼女の至芸をじゅうぶんに堪能することができる。

「メリー・ウィドウ」がシュヴァルツコップにとって最高のレパートリーだったというわけではないが、ここには彼女の類稀な洗練と優美と魅惑の最上のものが結晶している。

一度この「陽気な未亡人」の色香に魅せられると、他のあらゆるハンナは八百屋のおかみさんか、舞踏会にまぎれ込んだ街の女のようにきこえるほどだ。

ことに、第2幕の有名な「ヴィリアの歌」は絶妙だ。

そのほかでは、ゲッダのカミーユとシュテフェクのヴァランシェンヌがそれぞれ、持ち味がよくあらわれていてよい。

またここでは、マタチッチの指揮が大変見事で、彼はレハール固有の美しい旋律をたっぷりと歌わせながら、全体を精妙にまとめていて、素晴らしい。

これは、カラヤン盤と並ぶ名盤で、レハールのオペレッタのもつ流麗な味を満喫することのできるディスクである。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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