2009年07月17日

クライバーのウェーバー:歌劇「魔弾の射手」


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カルロス・クライバーのデビュー盤で、1973年に録音されたものである。

クライバーはこのとき43歳。彼の表現は、実に若々しい情熱と活気にあふれている。

クライバーの精妙な音作りと繊細な感覚がいたるところに示されていて、単にドイツの森の神秘と郷愁だけでなく、その深い森の中にきわめく陽光のたゆたいまでも、身妙に描き出す手腕はさすが。

音楽が生き生きとした活気に満ち、豊かな劇的イメージと劇場的な広がりを持っている。

序曲が鳴って《魔弾の射手》が生まれ、ドイツ・ロマン派の音楽が生まれる。まさにその瞬間に立ち会う思いがする。

なんという勢いだろう。

音楽は若々しく、溌剌として生気いっぱい。演奏の若さと溌剌と生気とをこちらにぶつけてくる。

カルロス・クライバーの名を世界的にした演奏は、いまもその勢いを失っていない。

緊張感がまったくゆるがず、最後まで突っ走る。

指揮者に引っ張られている観もあるけれど、ペーター・シュライヤーやグンドゥラ・ヤノヴィッツの歌も実に清々しく、正調なドイツ・ロマン派の息吹きに溢れている。

ほかの歌手たちも、録音した時の最上の歌手たちというだけでなく、見事に決まったメンバーだ。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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