2009年07月22日

レヴァイン&シカゴ響のシューベルト:交響曲第9番ハ長調「ザ・グレート」


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レヴァイン指揮シカゴ響による、実に透明感のある素晴らしい演奏を挙げておきたい。

レヴァインはこの曲の劇的な要素を的確につかみ、さらに絶妙のテンポ感で全体を流麗に流し、シューベルト固有の旋律を存分に歌わせている。

それにシカゴ響のアンサンブルがまた実に素晴らしく、弦の完璧ともいえるアンサンブルに乗って管楽器がうまくソロで点描的に飾ってゆく。

ダイナミックスも若々しく迫力があり、しかも決して野蛮になることなく、デリケートな心理の綾も緻密に表現して余すところがない。

レヴァインはシカゴ響の細かい響きを生かし、本物のシューベルティアンの心をも捉えずにはおかない天与の音楽性を充分に発揮している。

リズムの流動性、各パート間のバランスやデュナーミクの配分、旋律線の表現もまったく自然だ。

どの楽章も、シューベルトのもつ旋律美にあふれ、シカゴ響も細やかなニュアンスを見事に再現していて、聴かせる。

退屈になることの多い第2楽章でも、シカゴ響はレヴァインのちょっとしたルバートに鋭敏に応えて、絶妙な歌謡性をつくり出す。

そして全体に歌にあふれていて、恰幅がよく響きが豊麗で迫力がある。

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classicalmusic at 19:07コメント(0)シューベルト | レヴァイン 

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classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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