2009年08月14日

ホグウッドのベートーヴェン:交響曲全集


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ベートーヴェンの交響曲を考える場合、今日、オリジナル楽器による演奏を避けて通れないが、ホグウッド指揮エンシェント室内管は、その意味で現代の最もオーソドックスで、オーセンティック(本物)な名盤といえよう。

オリジナル楽器による優雅な演奏は、まるで良質の室内楽を味わう良さがある。

19世紀当時の低いピッチは、パステル画のように淡彩に響くし、管楽器の動きが弦に埋もれることなく、はっきりと聴き取れるのが魅力的である。

曲のプロポーションと細かな技法が、何の苦労もなく解明されるのは、作品そのものを知る上で、貴重な入門役を果たすものと思われる。

それに和やかなオーケストラのアンサンブルも、音楽を聴く楽しみを肌で感じさせられる。

特に「第5」など少しも押し付けがましくなく、《運命》というタイトルに汚染されない清潔さが魅力だろう。

それでいてベートーヴェンが書いたスコアのプロポーションは、実に丹念に描き上げられている。

肩肘張らぬリラックスしたアンサンブルは、音楽を演奏する楽しみと、喜びに満ち溢れていて、聴く者をも巻き込んでしまう。

それに組み合わされた《エグモント》《コリオラン》の両序曲も、素晴らしい名演が展開されている。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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