2009年08月17日

ロジェストヴェンスキーのチャイコフスキー:交響曲第4番


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ロジェストヴェンスキー指揮ロンドン響が、きわめて標題的な名演を聴かせる。

ダイナミックスの幅が広く、しかも旋律を綿々とうたわせて、この曲のロシア的な悲哀を存分に表現し尽くしている。

だがイギリスの名門ロンドン響を指揮しているせいか、決して暴力的で野蛮な演奏にはならず、音楽的に洗練されているのがいい。

ロジェストヴェンスキーの知性を窺わせる、立派な表現というべきだろう。

冒頭のホルンとトランペットを中心とした"運命の主題"から、鮮明な印象を与える。

第1楽章の主題も明確で、骨太で筋肉隆々たる男性的な演奏である。

第2楽章のオーボエの旋律も濃厚にうたい、第3楽章のピチカートも実によく弾んでいる。

そして終楽章の瞬発力も凄味があり、迫力満点である。

ロジェストヴェンスキーの解釈の中心は終楽章にあるようで、堂々としたテンポでじっくりと演奏しており、その結果、この交響曲の大きな広がりが表現されることになった。

管弦楽曲も本格的な演奏だが、精彩にいまひとつ欠ける。

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classicalmusic at 00:13コメント(0)チャイコフスキー  

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classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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