2009年09月08日

ボレット&デュトワのラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番/チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番


この記事をお読みになる前に、人気ブログランキングへワンクリックお願いします。



ボレットのピアノは、デュトワ指揮モントリオール響という洗練を極めたオーケストラをバックに、余裕しゃくしゃくの、スケールの大きな名人芸を堪能させてくれ、聴く者を魅了して止まない。

いわゆるグランド・マナーのスタイルだが、コントロールもしっかりしていて、スケールの大きな表現力で迫る。

両曲ともボレットの真骨頂を示した名演で、チャイコフスキーは壮大さを前面に押し出した迫力満点の弾きぶりだ。

いわゆる19世紀からのヴィルトゥオーゾ風の演奏で、初演を果たしたビューローやルビンシテインもかくやと思わせる堂々たる名演といえよう。

タッチは美しく磨き抜かれ、クリスタルのように透明で、そして重量感のある技巧を駆使して、華やかに盛り上げている。

旋律の歌わせ方も実にロマンティックで、モントリオール響の洗練されたサウンドと良く合った、都会的な洒落た演奏でもある。

ラフマニノフはさらに素晴らしく、第1楽章冒頭の和音の色のあるハーモニーで弾き出すところから魅力的だが、少しも力んでいないのに楽器が鳴り切り、フォルティッシモのアクセントも鋭い。

デュトワの指揮は、堂々たる威容にゆれるようなカンタービレのチャイコフスキー、表情豊かに主題を歌わせるラフマニノフと最高だ。

録音も素晴らしく、ボレットの実力を永遠に伝える名演といえよう。

ところで、クラシック音楽情報ならこちらがオススメです。
人気ブログランキング



フルトヴェングラーのCDなら、 フルトヴェングラー鑑賞室



classicalmusic at 00:07コメント(0)トラックバック(0)ボレット | デュトワ 

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
メルマガ登録・解除
 

Profile

classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

Categories
Archives
Recent Comments
記事検索
  • ライブドアブログ