2009年12月04日

ルービンシュタインのチャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番&ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番


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チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番とラフマニノフのピアノ協奏曲第2番は、後期ロマン派のピアノ協奏曲を代表する一組で、ともに輝かしいヴィルトゥオジティと豊かな感情(多分にロシア的な)が結びついている。

ルービンシュタインは、キャリアから見てもこの2曲のソリストとして最高の一人である。

彼は戦前からヴィルトゥオーゾとしての名声が名高く、濃厚な感情表現で知られていた。

それは時として演奏に一種の重さを感じさせたが、円熟にしたがって感情の表現はより自然になり、深みを加え、晩年には枯淡の境地さえ感じさせた。

チャイコフスキーの協奏曲第1番について。「この曲をむやみやたらに速いテンポで弾いて、自分たちの技を示そうとする人たちがいるが、私はこの美しい作品を本来の形に再確立したい」とルービンシュタインは言っている。

全体にゆったりとしたテンポで堂々と弾きあげた演奏で、19世紀のヴィルトゥオーゾの流れを汲んだ、いかにもこの巨匠らしい演奏だ。

ラフマニノフの協奏曲第2番も彼の得意のレパートリーで、グランドスタイルとでも呼びたい雰囲気豊かな演奏を聴かせる。

ここではテクニックと感情表現が溶け合っており、しかも温かい感触がある。

彼はこの曲をたびたび録音しているが、オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団の演奏には、彼と共通する特徴があり、演奏の雰囲気をいっそう豊かにしている。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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