2009年12月20日

レオンハルトのバッハ:ブランデンブルグ協奏曲


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レオンハルト率いるレオンハルト・コンソートは、クイケン兄弟(ジギスヴァルト、ヴィーランド)、ビルスマ、ブリュッヘン、ブッケなどが参加した、まさに夢のオールスター・アンサンブル。

残念ながらその活動は、それぞれが自らのアンサンブルで独自の活動を始めた1980年代初頭で終わってしまったが、その絶頂期に録音が残されたことは幸いというべきだろう。

その顔ぶれが、単に古楽器演奏のエースであるばかりでなく、知的で学殖豊かな音楽家たちであるということは重要である。

モダン楽器で頂点を示したリヒター/ミュンヘン・バッハ管弦楽団盤と双璧を成すオリジナル楽器盤といっても過言ではあるまい。

その演奏では、彼らが室内楽的なアンサンブルに妙味を見せるとともに、ひとりひとりの奏者の自発性が予期以上に発揮されているのが楽しみを加えている。

皆、強い個性の持ち主ばかりだが、もともと彼らの背景にはオランダ、ベルギーの古楽という一つの流派から出発しただけあって、音楽上の語法は同じ。

さらにレオンハルトの統率力のもと、互いに協調し、触発しあい、そしてまた語り合う音楽的な対話は実にスリリングだ。

再録音はおそらく不可能な、貴重な盤で、1970年代に奇蹟的に生まれた"名手の集い"の観は充分にある。

極めて少人数による演奏だが、第2番は遅めのテンポによる古雅な美演で、まるで木管のようなトランペットにブリュッヘンの吹くブロックフレーテが加わり、哀しいほど透明なデュエットを聴かせる。

第3番の軽快な第2楽章と、雅びやかで繊細な第5番も聴かせるが、第4番の小味に弾ませるリズムは言葉につくせぬほどチャーミングで、洗練されたスマートさの中の深いニュアンスが素晴らしい。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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