2010年01月05日

メータ&ニューヨーク・フィルのR.シュトラウス:ツァラトゥストラはかく語りき/ムソルグスキー:展覧会の絵他


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「ツァラトゥストラはかく語りき」と「展覧会の絵」はいずれも甲乙つけがたい見事な出来栄えだ。

ことに「ツァラ」は立派で、メータはじっくりと腰を割り、曲の内面を深々と掘り下げながら明解かつ情感豊かにまとめている。

メータの指揮は大上段に振りかぶったところがなく、明快な棒で、贅肉のとれたすっきりとした姿に仕上げている。

メリハリをきちんと付けた実にスマート表現で、この難渋な音楽を明快率直に料理している。

その楽譜の読みの深さと演出力は卓抜だ。

これは、彼の本領が遺憾なく発揮された演奏で、音楽の内面をより綿密に、深く掘り下げた表現である。

全体に、旋律線を明確に浮き彫りにしているせいか、この難解な音楽が、すこぶるわかりやすくなっており、しかも聴いた後に深い感動が残る。

神秘的でスケールの大きな冒頭の部分や、巧みな演出の光る「夜の歌」から「終曲」にかけては特に素晴らしい。

また「展覧会の絵」も原曲の持つロシア的な色調とラヴェル編曲の華麗なオーケストレーションとが、ほどよくミックスされた充実した演奏で聴き応えがある。

いずれもニューヨーク・フィルという天下の銘器を自在に動かし、メータ自身の音楽をつくりあげているところが素晴らしい。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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