2010年02月07日

パールマン&バレンボイムのモーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集


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断片や未完の作品を除いて、第24番以降のヴァイオリン・ソナタ全16曲が収められたアルバム。

一聴してヴァイオリンとピアノの流麗な響きに耳を洗われる思いがする。

パールマンとバレンボイムの2人が、全ての曲にわたって実にこまやかな神経の行き届いた、それでいて随所に鋭い踏み込みのある表現を見せる。

パールマンとバレンボイムの心の通い合った絶妙のアンサンブルが、モーツァルトの作品の魅力を余すところなく引き出している。

それは単に豊かな情感のなかに溺れるのではなく、ここには時に支え合い、時には競い合うといった、真のアンサンブルの幸福な瞬間を聴くことができる。

その安定したリズム感は抜群だ。

どの曲においても、パールマンの艶やかで繊細さを持った音色と、豊かで歌心のある表情が冴え渡っており、モーツァルトの心を隅々まで照らし出して余すところがない。

そして何よりもバレンボイムのピアノが本当に雄弁なのには驚かされる。

そのちょっとした表情のつけかたが、いかにも粋でセンスがあり、言いたいことがすっきり浮かび上がる。

また、彼のピアノは抑制され、考えぬかれた繊細な表情のなかに音楽の陰影が見事に描かれている。

まさにバレンボイムが天性のピアニストであることを強く印象づける演奏だ。

なかでも第28番と第30番は聴きものである。

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classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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