2010年02月12日

ロストロポーヴィチのチャイコフスキー:交響曲全集


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指揮者としてのロストロポーヴィチの最良の姿を刻印しているディスクとしては、やはり1976年に録音された当チャイコフスキーの交響曲全集が、最初に指折るべきもののひとつといえるだろう。

ロストロポーヴィチは既成概念にとらわれない独自の表情で、これらの曲を劇的・明快に再現している。

とにかく、ここには作曲者チャイコフスキーの一言一句が指揮者の内部で血肉化しているといえよう。

その上で、熱い共感が指揮者独自の身ぶり、手ぶりのきわめて大きな音楽作りによって、各曲を通して再現されている。

かなり感情過多の演奏内容だが、それでも全体を白けさせないだけの強い説得力を、この全集は持っているといえよう。

交響曲第1〜3番では、民族的な旋律が実に豊富なニュアンスをもって演奏され、音構造も的確・明快に表出される。

第4〜6番も徹底した表現で、音楽が存分に歌い、劇的に起伏し、あらゆる音と表情が確信をもって広がる。

スケールの大きさも特筆もの。

他の曲も入念でこくのある、素晴らしい音楽だ。

ロンドン・フィルも熱演で応じている。

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classicalmusic at 18:35コメント(0)チャイコフスキー | ロストロポーヴィチ 

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classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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