2010年02月20日

コープマンのバッハ:ブランデンブルク協奏曲


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コープマンの指揮者として初のバッハであった。英独仏のオリジナル楽器の名手を揃えている。

第1番第1楽章は自由な思い切った強弱がつけられ、第4楽章ではストレートなテンポであっさりと進めるなど、一口にはいえないバッハだ。

第2番のトランペットが古雅で詩的、オーボエやブロックフレーテとの絡みも美しく、第3番は気取ったリズムの弾みや強弱の表情が面白い。

第4番のブロックフレーテの渋い音色、第5番のフルートの瞑想的な訴えも最高だし、第6番はロマンティックなテンポの動きと情感に惹かれる。

度肝を抜くような快速さで驚かされたのはムジカ・アンティクヮ・ケルンの演奏であったが、それは一種のスポーツ競技の爽快さとスリルをもたらしてくれたものの、繰り返し聴くうちに、音楽の重要な要素がどこか欠けているような物足りなさを覚え、いつしか聴かなくなった。

翻って、トン・コープマンの率いるアムステルダムの名手たちの音楽はすこぶる表情が豊かで、聴く度にバッハ音楽の神髄のようなものの新たな発見に導いてくれる。

前者のような誇張的表現によらず、音楽の愉悦と協奏曲としての妙技性を十分に楽しませてくれる。

第5番のチェンバロも聴きどころだが、ヴァイオリンを外した第6番の弦楽器、第2番の木管楽器の響きなども魅力的だ。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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