2009年10月12日

プレヴィン&チョン・キョンファ&トルトゥリエのメンデルスゾーン&シューマン:ピアノ三重奏曲第1番


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メンデルスゾーンのこの美しいトリオには名盤が多いが、その中でもこの3人の名手による共演盤は傑出している。

世代も出身国も音楽性も異なる3人が、互いに触発された白熱的な演奏を繰り広げる。

トルトゥリエの逞しい表現と、情熱的なチョンの音楽を、プレヴィンが見事なバランスでまとめ上げている。

プレヴィンがピアノの名手である事は改めて述べるまでもないが、ここでの確かなテクニックと指揮者らしい構成感、そして見通しの長い音楽の流れは、2人の個性的な弦楽奏者の仲介者となって全体を見事にまとめ上げている。

このプレヴィンの名伯楽ぶりに支えられて、チョン・キョンファはその本来の音楽性である強い集中力を伴った音楽への自己同化を示している。

一方のトルトゥリエのベテランらしいアンサンブルの中での緩急の作り方は、この演奏に深い奥行きを与えている。

楽譜を手に開いてみればこの名演の凄さに納得する。

シューマンも第1楽章では全体をやや抑えて内燃する情熱を表現し、終楽章に向かって劇的な高揚へと高めていくところなど実に巧みな設計だ。

即興的な味わいも十分で、聴き応えがある。

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classicalmusic at 03:55コメント(0)プレヴィン | チョン・キョンファ 

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classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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